その腰痛は腸腰筋から？！　腸腰筋エクササイズで骨盤修正！

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士×認定筋膜マニピュレーションスペシャリスト×ピラティスインストラクターの小木曽です。

 

その腰痛は腸腰筋から？！　腸腰筋エクササイズで骨盤修正！

 

腸腰筋は股関節を曲げる筋肉の一つです。ピラティスでも重要な筋肉の一つです。

この筋肉は大腰筋と腸骨筋という2つの筋肉から構成されており、骨盤と大腿骨を結ぶだけでなく、腰椎にもつながっています。

 

この筋肉が張りやすいと骨盤前傾位に、力が入らないと骨盤後傾位になっていることが多いです。

 

腰椎にもつながっているということは、股関節だけでなく腰への影響も非常に大きい筋肉になります。

 

張りやすくなっていれば腰椎にかかる負荷は大きくなり、力が入らないと腰椎を支える力が足りなくなるので、他の筋肉が過剰に働くことで補う必要があります。

 

この腸腰筋は歩き始めのきっかけとして働きますが、60度以上股関節を曲げた時に働くと言われています。

 

日常生活で60度以上足を上げる動きは、階段・段差を登るときくらいかと思います。

ヒトのからだは効率よくできているので、そのヒトの生活・動作に必要ないとされる力・使わない力（エネルギー）は他に回してしまいます。

 

ということは、階段を上る機会が減ると、必然的に腸腰筋も弱りやすくなるでしょう。

 

弱った筋肉によって起こることとして、足りない力を補うためにより過剰に働く（張りっぱなし）、そもそも力が入らず関節を不安定にさせる（他の筋肉が頑張る）といったことがあります。

 

張りっぱなしの筋肉は適切なストレッチ・リラクゼーションをかけ、その上で力が足りないのであれば強化も必要です。

 

腸腰筋の強化訓練

・椅子にまっすぐ座ります。

・右の膝付近のふとももを両手で押さえます。

・手で抑える力に負けないように右のもも上げをします。

・左も同様に行いましょう。

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！
当スタジオではあなたのかかりつけ理学療法士として肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談や定期ケアなども承っております。

お気軽にご相談ください！（公式LINEからのご相談は無料！）