野球肘改善のためのトレーニング・ストレッチ＋筋膜ケア

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士の小木曽です。

野球肘改善のためのトレーニング・ストレッチ＋筋膜ケア　

投球動作の繰り返しによって生じる肘関節の障害を総称して野球肘と言われています。

投球動作の中でも、振りが加速する際に肘関節が外側に反りやすくなることで、肘の内側に引き伸ばされる力が、外側には圧縮される力が繰り返し加わることで発症すると言われています。

その原因として広背筋をはじめとする体幹筋・肩関節後方の筋・関節包・下肢の柔軟性や筋力、握力などが知られていますが、「繰り返しの動作」で発症することから、同じく「同じ動作の繰り返し」によって起こる「筋膜のよじれ」も関係していると考えられます。

筋膜のよじれにより、筋肉が正常な柔軟性・筋力が発揮しづらくなることで、症状改善・予防の妨げになっていることも考えられます。

セルフトレーニングとしては、股関節・体幹のストレッチ及び筋力トレーニング、手関節、肘関節の筋力トレーニングなどによって肘が外に反ってしまう強制力を軽減させていくと良いでしょう。

骨盤の後傾もよくありません。近年はスマホの普及により幼少期より猫背（骨盤後傾）で過ごす時間が多くなっている傾向がみられます。

胸郭の可動域低下、ハムストリンクスの柔軟性低下によって、投球時における「肘下がり」が起きやすくなってしまいます。

また、筋肉が働きやすく（力を出しやすく、柔らかく）なるように全身の筋膜リリースや当スタジオで使用している筋膜マニピュレーションなどの筋膜ケアも心がけることをおすすめします。

骨盤などの姿勢修正に、筋膜と相性の良いピラティスもおすすめです。

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！

当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。

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