足りていますか? 鉄分
2022/03/25
岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME(たいむ)」代表理学療法士の小木曽です。
しっかり食べていますか?
栄養摂取が運動のパフォーマンス向上、コンディショニングに及ぼす影響が明らかになってきています。
エネルギーや栄養素の不足は体調不良、けが、集中力の低下につながります。
栄養が足りていないと、筋膜にとってもよくありません。
足りていますか? 鉄分
貧血には大きく分けて鉄欠乏性貧血と運動性溶血性貧血があります。
鉄欠乏性貧血は名前の通り鉄分の消耗や損失でおこる貧血で、貧血の9割以上といわれています。
運動性溶血性貧血は赤血球が物理的に破壊されておこる貧血です。
鉄分が足りなくなる原因は、そもそも食物からの鉄分の吸収率が1割程度しかないことがあげられます。
日本人の一般的な食事では十分に確保できていないことがほとんどです。
また、出血でも体内の鉄分は失われます。けがでの出血はわかりやすいですが、消化管などのからだの中での出血は気づきにくいものです。
スポーツ貧血ともいわれる運動性溶結性貧血の原因は、たとえば毎日10㎞以上のランニングを日課としていたり、トレーニングとして走り込みを連日行っていたりして、足の裏の毛細血管内で、自分で自分の赤血球を踏み潰して赤血球が物理的に壊されることでおこります。日ごろから運動量が多めの方は、定期的に貧血のチェックをされると良いでしょう。
鉄分摂取のポイント
鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。
ヘム鉄は動物性食品に多く、レバー、赤身、牛肉、魚介類から摂取できます。
非ヘム鉄は植物性食品に多く、ホウレン草、ひじき、穀類、大豆製品、緑黄色野菜、果物から摂取でき、一般的な日本人は非ヘム鉄の方が多い傾向があります。
また、ビタミンCとタンパク質を同時にとると良いでしょう。
日本茶、紅茶、コーヒーなどに含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害する働きがありますので、食事で確保したと思っていても注意が必要です。
ちなみに、立ちくらみの正式名称は「眼前暗黒感」というカッコイイ名称です。
貧血とはまた別の血圧の変動に伴う症状ですので、混同しないように注意しましょう。
貧血は「血液」の問題、眼前暗黒感(立ちくらみ)は「血圧」の問題です。
正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう!
当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。
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