側弯症：改善が難しい側弯・改善させやすい側弯

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士×認定筋膜マニピュレーションスペシャリスト×ピラティスインストラクターの小木曽です。

 

側弯症：改善が難しい側弯・改善させやすい側弯

 

脊椎側弯症は脊椎が側方へと湾曲し、胸部から腰部におよびます。

形としてはS字曲線もしくはC字曲線となり、股関節や骨盤、脚が非対称性となっていることもあります。

 

改善が難しい側弯

構築性側弯症と呼ばれるものです。

この側弯症は骨そのものの変形による不可逆性の側弯ですので、改善に至らないもしくは難しくなります。重度の場合は装具等の医療的な処方が必要になります。

 

改善させやすい側弯

非構築性側弯症と呼ばれるものです。

この側弯症では筋肉や筋膜のインバランスなど機能的な問題によって起こる可逆性の側弯です。

左右の脚長差や骨盤周囲の筋肉や筋膜のインバランスによって骨盤の高さが変化して起こる見かけ上の脚長差によって起こります。（脚長差の中には側弯症を伴わないこともあります）

 

改善させやすい側弯の修正

・筋膜調整

・ストレッチ

・エクササイズ

などが有効です。

 

今回は腰方形筋のストレッチをご紹介します。

１．椅子（または硬めのベッドなど）に座ります。

２．左のお尻の下にタオルを硬く丸めて入れておきます。

３．からだをひねって、両手をからだの左側の座面につきます。このとき、右側のお尻が浮かないように注意しましょう。

４．30秒ほど行い、ゆっくり戻して10秒ほど休みながら3セットほど行ってみましょう。

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！
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