肩こり・肩関節周囲炎（四十肩、五十肩）の隠れた原因？　前鋸筋エクササイズ。

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士×ピラティスインストラクターの小木曽です。

肩こり・肩関節周囲炎（四十肩、五十肩）の隠れた原因？　前鋸筋エクササイズ。

肩関節の筋力がうまく発揮できない理由は、肩甲骨や腕を【動かす】筋肉の筋力低下だけではなく、肩甲骨や関節を【安定化】させる筋肉の筋力低下＝安定性低下も大きくかかわってきます。

そのひとつが肩甲骨の安定性に大きくかかわる前鋸筋です。

前鋸筋は肋骨の側面から肩甲骨の内側にかけてついている鋸状の形をした筋肉です

肩甲骨を外側に動かす作用の他、肋骨を引き上げる作用も持っています。（※隠れたバストアップ効果に！）

外見上で前鋸筋の筋力が明らかに低下している方は、肩甲骨の内側が浮き上がり、「翼」のようになってしまう「翼状肩甲」という症状がみられます。また、肩こりになりやすくなったり、腕が上げにくくなったりすることもあります。

ぜひ「動かす」だけでなく「安定化させる」ことも意識して筋トレをしていきましょう！

前鋸筋エクササイズ

①肘を床に付けた腕立て伏せの様なポジションを取ります。手（前腕）の向き位置は内側へ45度程のポジションが効果的です。

②肩甲骨を背骨に寄せてからだを沈み込ませます。

③肩甲骨を外側に開いてからだをもとのポジションに戻します。

肩甲骨をしっかりと内側外側に動かすことを意識しましょう。

頭から足までは一直線を意識して首やからだが丸まったり反ったりしないように意識しましょう（体幹も同時にトレーニング！）

腕立て伏せポジションがつらい方は、膝をついて行う方法から初めて大丈夫です。

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！

当スタジオではあなたのかかりつけ理学療法士として肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談や定期ケアなども承っております。

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