仙腸関節障害に対する筋膜マニピュレーション！

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士の小木曽です。

 

骨盤は背骨（脊椎）の先にある仙骨（５つ～６つの仙椎が癒合）と、左右の寛骨（腸骨＋恥骨＋坐骨が癒合）、尾骨が組み合わさることで構成しています。

仙椎と寛骨はそれぞれ癒合して一つの骨となっていますが、仙骨と寛骨の間にはわずかな動きが出る「関節」が存在しています。

 

この関節が仙腸関節です。

 

仙腸関節の動きが悪くなったり、緩くなりすぎたりした際に痛みが出やすくなります。

痛みが出る場所はお尻、脚、鼠径部を中心に腰痛や関連症状を引き起こす可能性があるとされています。

腰痛の30％～40%はこの仙腸関節が原因ともいわれています。（10％ともする報告もあります）

 

仙腸関節に障害が起きる原因として、日常生活の中で中腰姿勢で不用意に重いものを持つ、腰をねじる、反復作業することや、左右の脚を大きく開く、骨盤に左右非対称な負荷がかかる（荷物やカバンをいつも同じ側でもっていたり、脚を組んで座ることが多いなど）ことでも発症しやすいと言われています。

 

左右非対称や反復動作などは、筋膜のよじれの原因としても考えられる要因です。

そして、この筋膜のよじれも仙腸関節障害と腰痛の発生に影響していることが多く、筋膜マニピュレーションによって改善したという報告があります。

 

仙腸関節に対するアプローチとしては有名な「AKA-傳田法」というものもありますが、「筋膜」に対してアプローチすることでも、改善や他の治療法に対する効果の向上、痛みなく運動プログラムのより迅速な適用がしやすくなります。

 

ぜひ一度、筋膜へのアプローチをお試しください。

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！

当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。

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