運動パフォーマンスUPのために大切な「コア安定化」って何？

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士の小木曽です。

 

運動やスポーツ（アスリート）の最適なパフォーマンスアップのためには「コア安定化」が必要です。

「コア安定化」は単純に腹筋・脊柱起立筋といった体幹その他の筋肉を鍛える「体幹強化」とは違います。

 

「コア安定化」とは？

正確な筋肉の協調的な働きによって適切な腹腔圧を達成することにあります。

体幹を鍛えることは大切ですが、インナーマッスル、アウターマッスルの筋力バランス、前後左右ひねりの筋力バランスがとても大切です。

赤ちゃんは「コアの安定化」により仰向けで体幹がぶれることなく手や足を自由に動かすことができます。

 

特にスポーツやアスリートはパフォーマンスUPのためにからだへの最大の負荷が要求されます。

現在の能力で動くことが適切にできているからといって、最大の負荷かかかる状況でも動くことができる「だろう」ということにはなりません。

 

適切な「運動制御」を維持することが、運動・スポーツ（アスリート）における課題や負荷に耐えることができるからだを持つことになります。

この「運動制御」は中枢神経系によって司られています。

 

課題や負荷が中枢神経系の能力を超える場合、運動制御は不安定となり、けが・故障につながります。

 

「コア安定化」を意識して、動きの土台作りをしていきましょう

コア安定化に必要なこと

・呼吸の安定化（呼吸時のおへその位置、胸部の動き、肩甲骨の位置などの対称性）

・姿勢の安定化（背骨と頭・骨盤の位置）

・腹腔圧（IAP)の維持

 

THYMEでは「コア安定化」のためにDNS（Dynamic Nuromuscular Stabilization）トレーニングも取り入れています。

アスリートではハンマー投げの室伏選手が行っていたとされる「赤ちゃんトレーニング」です。

 

また、筋膜を整えることも筋肉が動きやすくする環境づくり・からだづくりとして大切です。

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！

当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。

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