筋膜の特性を知って効果アップ！

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士の小木曽です。

 

【今日から使える解剖学】

筋膜の特性を知って効果アップ！

当スタジオでも提供させていただいている「自分でできる筋膜リリース体操」のポイントを解説！

 

筋膜は豊富なコラーゲンと少量のエラスチンで構成されています。

この2つの繊維がお互いに協力して、からだの緊張をコントロールしています。

鶏肉を調理するとき、皮と肉の間にある透明な膜が筋膜です。

 

からだの痛みや不調が筋膜の場合の特徴は、「痛いところが原因とは限らない」ことです。

そのため、痛みや不調を感じているところに注目した体操を行うのではなく、常に全身の伸長を意識して行っていきます！

 

ポーズのパターンはいくつかありますが、筋膜リリース体操の基本は「伸び」です。

手の指先から足の指先までがそれぞれ遠くから糸で引っ張られているように全身を伸ばしていくことです。

 

当スタジオではおからだの症状に合わせ、お互いに影響しやすい筋膜のラインに沿って行います。ご興味がございましたら、ぜひご相談ください。

また、ポーズ自体は筋膜リリースの本でも確認できます。全身の伸長が意識できるようであればヨガやピラティスのポーズで応用しても大丈夫です。

 

ポーズをとった後、コラーゲンが伸び始めるのは10秒程たってからです。

慣れるまでは２０秒～３０秒ほどから始めるとよいでしょう。

慣れてきたら９０秒～３分（長くて５分）ほど行えると良いと思います。
勢いをつけたり、無理に伸ばしたり、痛みを我慢しないようにしましょう。伸びを感じて止まったところから「伸ばす」のではなく「伸びるのを待つ」ようにします。
できれば少なくとも１日３回行えると良いでしょう。また、リリース後は常温の水をコップ１～２杯ほど飲みましょう。

２週間ほどでからだの軽さが実感できるようになってくると思います。

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！

当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。

お気軽にご相談ください！