弱ってませんか？　第2の心臓

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士の小木曽です。

 

【今日から使える解剖学】

ふくらはぎの筋肉（下腿三頭筋）は立つ、歩くときにからだを支える重要な筋肉です。

ふくらはぎで簡単に触れますね。上半分が筋肉で、下半分が腱（アキレス腱）です。

 

この下腿三頭筋は筋ポンプ作用が有名かつ重要です。

重力に従って足の先まで流れた血液を筋肉の力で心臓へと戻す役割を持っていることから、第2の心臓と呼ばれています。

 

ひとのからだは効率的にできているので、使わない・これ以上必要ないと判断した分の栄養は他に回してしまいます。

特に世界的に坐りすぎな日本人は、ふくらはぎの筋肉を使っていないと、徐々に筋肉が痩せていきます。

加齢などが原因で筋肉量が減少したり筋力が低下したりすることをサルコペニアといいます。

 

簡単ふくらはぎサルコペニアチェック！

両手の親指と人差し指で円を作りましょう。

利き脚ではない方のふくらはぎの一番太い部分をその円で囲んでましょう。

その時、囲めないほどふくらはぎが太かったりちょうど囲めるようならばサルコペニアの可能性は低くなります。

逆に囲んだ時に隙間ができるほど、サルコペニアの可能性は高くなります。

 

下腿三頭筋の強化にはかかと上げが最適です。

安全が確保できる方は、つま先で台に乗り、かかとが浮いた状態で、水平より上にかかと上げ（つま先立ち）を行った後に、水平より下までかかとを下ろしながら繰り返すと効果が高くなります。

また、筋膜リリースを併用することで効率UPも期待できます！

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！

当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。

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