肩こりの方にはプッシュアップもおすすめ！

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士×認定筋膜マニピュレーションスペシャリスト×ピラティスインストラクターの小木曽です。

 

肩こりの方にはプッシュアップもおすすめ！

 

筋肉の基本的な性質として、力が入っている反対側（カウンター）の筋肉は緩むという性質を持っています。

肘を曲げるときに使われる筋肉のひとつで有名な筋肉は「上腕二頭筋」ですが、この上腕二頭筋が働いているとき、反対側にある肘を伸ばすときに使われる筋肉である「上腕三頭筋」は無意識に緩んでいます。

 

曲げる方向とその反対側がどちらも力が入っていると、関節は動きません。

筋肉は無意識にバランスを取って、縮んだり緩んだりしています。

 

これは「相反抑制」と呼ばれます。

ストレッチの中には、この「相反抑制」も用いています。

 

肩こりを引き起こしている原因の多くは、肩甲挙筋と僧帽筋上部です。

この肩甲挙筋と僧帽筋上部の作用のひとつが肩甲骨の挙上（肩をすくめるような動き）です。

 

つまり、肩甲骨を下制（首を長く伸ばすような動き）する方向に力を入れることでも緩むと考えられます。

肩甲骨を下制する筋肉の代表的なものは広背筋です。

 

代表的な広背筋トレーニング【プッシュアップ】（腕立て伏せの方のプッシュアップではありません）

 

・床や硬めのベッドなど、沈み込みすぎない場所に座ります。

・両手を座面につきます。

・両手で座面を押して、お尻を少し浮かせてから降ろします。

 

単純に広背筋の強化にもつかわれているトレーニングです。

無理に持ち上げる必要はありません。肩甲骨を下げる力が入っていることが重要です。

負荷としてはやや高いものになりますので、呼吸を止めないように、また、変な痛みが出るようならすぐに休みましょう。

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！

当スタジオではあなたのかかりつけ理学療法士として肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談や定期ケアなども承っております。

 

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