肩こりの要因！　ストレートネックのための筋膜リリース

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME（たいむ）」代表理学療法士の小木曽です。

 

肩こりの要因！　ストレートネックのための筋膜リリース

 

首の骨は人間であれば７つです。

この７つある首の骨が、前側に湾曲しているのが正しいポジションですが、スマートフォンやデスクワークなどによって猫背がすすみ背骨の軸に対して顎が上がった姿勢になっていると、この湾曲が非常に少ないストレートネックという首の形になってきます。

 

頭は体重の約10％程の重さ（ご自身が使用するボウリングの球の重さ程度）がありますが、湾曲が少なくなることでこの重さがダイレクトに首や肩周りにかかります。

初期に出てくる症状は首こりや肩こりですが、症状が進むと頭痛・耳鳴り・めまい・自律神経への影響や、腕や手のしびれなどに派生することもあります。

 

20代の男性15％、女性30％がストレートネックと言われています。

特に首の前弯が少なくい場合、姿勢の状態によっては後湾ともいえる反った状態となってしまいます。

 

この時は頭の重さ（ボウリングの弾）を支えるために、首の後ろ側で頭を支えている筋肉がバンバンに働いています。

それにより血流が阻害され、疲労物質、痛み物質が蓄積し、痛みによってさらに筋肉が働きといった負のサイクルが出来上がって慢性化します。

 

ストレートネックのための筋膜リリース

１．両手でタオルをもって首の後ろにあてます。

２．首全体をタオルの方に倒すよう（押し付けるよう）に力を入れ、タオルは斜め上の方向に引いて20秒リリース。

３．タオルを引く力は変えずに、また首は曲げないように注意しながら顎だけ引き、タオルが後ろに引っ張られそうになる直前で止めて20秒リリース。

 

タオルを引っ張る力が強すぎないように注意しましょう。筋膜リリースは痛みが出てはいけません。

１では前弯を作るような意識で行い、３では顎だけを動かすことがポイントです。

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう！

当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。

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