「肩こり」という言葉はけっこう最近! 肩こりのメカニズム
2022/06/22
岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME(たいむ)」代表理学療法士の小木曽です。
【今日から使える解剖学】
肩こりという言葉はいつから使われ始めたのかご存じでしょうか?
その歴史は意外に新しく、「肩がこる」という言葉は明治20年代~40年代にかけて使われ始めたとされています。
それを夏目漱石が取り入れ、小説「門」の中で「首と肩の継ぎ目の少し中へよった局部が石のように凝っていた」と表現しています。
それまでは、肩が張る、肩がつまる、肩がつかえるといった表現を用いていたようです。
肩こりのメカニズム
その発生原因は多岐にわたります。
①筋肉の使い過ぎ
②血行不良
③姿勢の崩れ
④精神的な要因(ストレス)
⑤筋・筋膜などの結合組織炎(通常の炎症とは違う自己免疫疾患的な病変)
⑥原因が別にあることからの二次的なもの
これらにより
1.筋疲労
2.神経圧迫による刺激
3.反射
4.血液循環不良
5.不快感の放散(筋膜異常やトリガーポイントなど)
など、様々なことが引き起こされることが考えられ、その結果「肩こり」とひとまとめに表現されることとなります。
直接的な要因が肩周囲の筋肉にあるのであれば、ストレッチなども有効です。
原因が他にある場合は、筋膜のよじれの改善や、肩に影響を与えている部分の修正・改善が必要です。
正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう!
当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。
お気軽にご相談ください!
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