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腰痛・肩こりのランドセル問題②

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腰痛・肩こりのランドセル問題②

腰痛・肩こりのランドセル問題②

2022/06/15

岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME(たいむ)」代表理学療法士の小木曽です。

 

話題のランドセル問題!

 

以前ランドセルについて書きましたが、最近TVでランドセル問題が再燃していますね。

ランドセル(バックパック)の問題は、腰痛、首・肩への負担、姿勢について多くの国で研究されています。

体重の15%以上の重さのランドセルを背負って歩く際は、20分以上で疲労が強くなってくることも報告されています。

 

ランドセルは悪いことばかりではありません。

・両手が自由になる

・両肩に荷重がかかることで左右の荷重・筋力・筋膜バランスを均等にしやすくなる

・体幹で支えることで腕で支えるよりも楽に運ぶことができる

 

ですが、前後の荷重・筋力・筋膜バランスは崩れるために、前かがみになりやすく、巻き肩になりやすい点には注意が必要です。

そのため重量は体重の10~15%にとどめておくことをおすすめします。

 

そこで登場したのが今回のランドセルキャリー。

スーツケースなどの重量物を楽に運ぶことができる形態の方式です。

同じ重量物を運ぶ際、ランドセルに比べて腰部への負担は軽くなることが考えられます。

 

ですが、腕が後ろに引っ張られますので、余計な力が片方の肩にかかることになります。

また、片手で引いているため、からだのねじれが生じやすくなり、前後左右の荷重・筋力・筋膜バランスは崩れます。

重さによっては腕の疲労や、後ろに引っ張られる力が働くことで肩を痛めるリスクがある他、ハンドルの高さがからだに合っていないとからだのねじれによって腰を痛める原因となることも考えられます。

また、両手が自由に使えなくなるという欠点もあります。

リスク回避の方法としては、骨盤や胸を突き出さないように注意すること、キャリーに引っ張られるのではなく、腕を使ってキャリーをしっかり引くこと、随時引っ張る左右の腕を入れ替えることなどをおすすめします。

 

正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう!

当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。

お気軽にご相談ください!

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