ストレッチの種類! しっかり筋肉を使うことで反対側の筋肉を伸ばすダイナミックストレッチ!
2022/04/05
岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME(たいむ)」代表理学療法士の小木曽です。
ストレッチは「筋肉」に対するアプローチです。
ストレッチとは、伸びにくくなった筋肉を伸ばして柔らかさを改善するために、自分もしくは自分以外の力を用いて筋肉を伸ばす運動方法です。
一言でストレッチといっても大きくわけて静的と動的の2つがあります。
「筋肉を伸ばす」という目的は同じですが、それぞれ特徴があり使い分けることで効率がアップします。ただしストレッチでは「筋膜」は伸びません。
筋肉に問題がない場合は筋膜リリースや筋膜マニピュレーションなどの、筋膜へのアプローチが必要です。
ストレッチの種類
・静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
・動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ・バリスティックストレッチ)
動的ストレッチには、ダイナミックストレッチとバリスティックストレッチの2種類があります。
・ダイナミックストレッチ
動的ストレッチは、言葉の通りからだを動かすことで行うストレッチです。
動作としては複数方向への大きな動作で行い、「運動」と認識できる疲れを感じるストレッチです。
そして筋肉を柔らかくすることに加え、運動として行うことにより、筋肉の温度を上げて血流の循環効果も期待できます。
また、静的ストレッチよりも筋肉を過度に緩ませず、温められて働きやすくなった筋肉によってけがの予防や運動パフォーマンスが向上しやすいという特徴があります。
その特徴から、準備運動・ウォーミングアップとして、運動前に行うと効果が高くなります。
注意点としては反動を使わない動作であることです。
しっかりと動かす筋肉を使うことで、からだの神経的な作用によってその反対側(裏側)の筋肉を緩めています。
勢いや反動を使ってしまうとこの神経的な作用が働かなくなってしまします。
動かせる限界まで全身を使って腕・脚の曲げ伸ばしを動かせる範囲まで繰り返し行います。
反動を使わず、使う筋肉を意識して大きく動くことがダイナミックストレッチの基本です。
代表的なものとしては脚を大きく前後に動かすものや、歩きながら大きく脚と手を動かし、右脚と左手、左脚と右手を交互にタッチしていくものなどがあります。(反動や勢いには注意しましょう)
正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう!
当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。
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