足底筋膜炎(腱膜炎)・足底筋膜症(腱膜症)予防・改善のための筋力チェック!
2024/12/13
岐阜市の筋膜(ファッシア)専門整体スタジオ「THYME(たいむ)」代表理学療法士×認定筋膜マニピュレーションスペシャリスト×ピラティスインストラクターの小木曽です。
足底筋膜炎(腱膜炎)・足底筋膜症(腱膜症)予防・改善のための筋力チェック!
足底腱膜・筋膜は踵から前足部と言われる足の裏の前方部分にまで付着しているバンドです。
足の力の影響も強く、特に足の指を曲げる力が重要です。
足の指を曲げる力及び曲げるために大切な力は、長趾屈筋、下腿三頭筋、長母指屈筋といった足首より上からつながっている筋肉(足部の外在筋群)と足の中だけで完結している筋肉(足部の内在筋群)の両方によって生み出されています。
歩行にも重要で、歩く力の中で推進力として働きます。
そのため足の指を曲げる力を鍛えると、8週目には50m走のタイムが縮まるとも言われています。
また、これらの筋肉は足部のアーチを正常に保つことで、安定性荷重吸収を促します。
特にこれらの筋肉のバランスが崩れ、内側に足部が反りやすい形が当たり前になっていると足底腱膜の活動を低下させ、アーチへの負荷も増大すると言われています。
また、高齢者の転倒(姿勢バランス)とも関連性があり、若年成人においては動いているときのバランスの安定性、歩行速度の向上、垂直跳びおよび跳躍距離の向上、片脚跳びおよび上記のような50Mスプリントの速度向上などのパフォーマンスにも影響を与えると言われています。
足部の力の簡単チェック法
足趾筋力測定器のような専門器具が無い場合は誰かに手伝ってもらいましょう
用意するもの
・カード(破れにくいものであればなんでもOKです)
・検査者
・(より正確にみるためにはフォースゲージ・テンションゲージなどの、引張力がわかる測定器)
方法
・親指とその他の4指を分けて測定します。
・親指だけの力(他の4本同時の力)でカードを押さえます。
・検査者がカードを引き抜いたとき、どれだけ保てるかをチェック(フォースゲージをつなげている場合は、引き抜けてしまったときの重さをチェック)
・親指の力をみた後に、他の4指を図ります。
結果
・検査者がどれだけの力が必要だったかでアバウトに把握(抜けないほど強い)
・測定器がある場合
親指:体重の10%の力があるかどうか。(アスリートは15%~20%以上必要)
4指:体重の7%の力があるかどうか。(アスリートは10%~15%以上必要)
足底筋膜炎・腱膜炎は、特に歩行に影響が出る厄介な症状です。
お困りの方は医師の診断によるリハビリの処方を受けていただくか、お気軽に当方までご相談ください。
正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜(ファッシア)の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう!
当スタジオでは定期ケアの他、あなたのかかりつけ理学療法士として肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談なども承っております。
お気軽にご相談ください!
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