ラジオ体操はバリスティックストレッチ!
2022/04/07
岐阜市の筋膜専門整体スタジオ「THYME(たいむ)」代表理学療法士の小木曽です。
ストレッチは「筋肉」に対するアプローチです。
ストレッチとは、伸びにくくなった筋肉を伸ばして柔らかさを改善するために、自分もしくは自分以外の力を用いて筋肉を伸ばす運動方法です。
一言でストレッチといっても大きくわけて静的と動的の2つがあります。
「筋肉を伸ばす」という目的は同じですが、それぞれ特徴があり使い分けることで効率がアップします。ただしストレッチでは「筋膜」は伸びません。
筋肉に問題がない場合は筋膜リリースや筋膜マニピュレーションなどの、筋膜へのアプローチが必要です。
ストレッチの種類
・静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
・動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ・バリスティックストレッチ)
動的ストレッチには、ダイナミックストレッチとバリスティックストレッチの2種類があります。
・バリスティックストレッチ
動的ストレッチのひとつであるバリスティックストレッチは、ダイナミックストレッチと違い、勢いや反動をつけて筋を伸ばすストレッチです。
各競技の動作に合わせた方法で行いやすく、対象となる筋肉の弾性を高める効果があるため、スポーツの場でも用いられてきた方法ですが、バリスティックストレッチは勢いや反動をつけて行うことから、関節や伸ばした筋肉の許容限界を超えてしまう可能性があり、その結果、筋や腱の損傷につながることがあります。
そのため、十分な注意が必要となることから現在はウォームアップ・パフォーマンス向上においてダイナミックストレッチが主体となっています
ラジオ体操を普通に行った場合、このバリスティックストレッチになります。通常のラジオ体操程度の負荷では損傷のリスクまでは心配ないかと思いますが、ふざけたり無茶をすればラジオ体操といえどもリスクは高くなるでしょう。とはいえバリスティックストレッチラジオ体操ではなく、ダイナミックストレッチラジオ体操をおすすめします。
中国拳法の通背拳や劈掛拳などもバリスティックストレッチの動きに似ていますが、打撃力を保ちつつ関節にできるだけ負担がかからないように体幹の動きなどが計算されていますね。
正しい知識とトレーニングをこころがけて筋膜の正常化と健康寿命の延伸を図っていきましょう!
当スタジオでもあなたのかかりつけ理学療法士が肩こり・腰痛、姿勢など様々なおからだの健康相談を承っております。
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